入学時期
私立の語学学校の場合は、毎週月曜日か月始めに入学するケースが多い。
大学付属の語学学校の場合は、3カ月ごと(春学期・夏学期・秋学期・冬学期)には入学できるケースがほとんど。
また、夏休みには日本や世界各国の学生が英語圏の国へ押し寄せるため、6~8月はハイ・シーズンになる。日本人の場合は2~3月などの春の時期もハイ・シーズンになる。これは大学生などが冬休みを利用して短期留学するためだ。
期間別に見る語学留学タイプ
2週~1ヶ月間の文化体験タイプ
夏休みや春休みなど決まった時期にしか休みがとれない人にとっては、1ヶ月ぐらいまでの短期留学を選択することになる。短期留学は語学重視の留学というよりは、英語+αコースのアクティビティを組み合わせたコースが多い。
通常午前中に英語の学習、午後にアクティビティなので文化を楽しみながら語学に入っていけることができる。体験留学や、いつもと違った旅行を楽しみたいという人におすすめ。
3ヶ月~6ヶ月間の語学力UPタイプ
3ヶ月以上の期間を留学する人は、学生ビザ(F-1ビザ)が必要になる長期留学を選択することになる。このぐらいの期間だと、海外生活にも慣れ、語学力も集中的にUPできる。私立の語学学校も大学付属の語学研修機関(ESLクラス)でも3ヵ月間ぐらいのコースが比較的多く、英語が全く話せない人でも簡単な日常会話なら話せるようになる。また、留学の期間も延長することができる。集中的に語学力をUPしたい人や、海外の大学に進学を考え中という人におすすめ。
1年以上の大学進学、キャリアUPタイプ
1年以上の語学留学に関しては、進学やキャリアアップなどの目的がある人におすすめする。英語が全く話せない人でもコミュニティーカレッジや大学への進学が現実的に考えられるし、キャリアアップ目的の人でもTOEFL800点以上を目指せるため、英語を使う仕事も十分にこなせるレベルになる。しかし、海外生活を送るだけでは語学力はつかないので、しっかりと英語と向き合うのがいいだろう。