大学に入学するための資格と条件
大学に入学するために必要な資格は、高校を卒業している、又は卒業見込みや卒業と同等の証明が必要になる。
入学条件は各大学によって異なり、TOEFLなどの英語力判定試験テストのスコアや高校時代の学業成績(GPA)をクリアすることである。
4年制大学の特徴と一般的な入学資格
2年間の一般教養課程(必須科目)と2年間の専門課程(専攻)を修了することによって学位(学士、修士、博士号)を得ることができる。一般的に入学条件としてTOEFL iBT 61~80 (TOEFL PBT 500~550点)程度、GPAは2.0以上が必要。入学後、英語テストを受けるケースが多く、英語力が不足しているときは、大学付属の語学研修機関(ESLクラス)に行くことを条件に許可する大学も多い。
コミュニティーカレッジの特徴と一般的な入学資格
コースは多伎にわたり、一般教養科目のコースがあるほか、職業訓練的なコースなどがあるので学位や称号もすべて異なる。一般教養科目が中心で、規定単位を取得後、4年制大学へ編入する学生も多い。また、地域密着型の教育機関として幅広い年齢層が入学している。TOEFLも過去の学業成績も問わない大学もあるが、一般的に入学条件としてTOEFL iBT 46~61 (TOEFL PBT 450~500点)程度が求められる。
専門学校の特徴と一般的な入学資格
専門学校卒業資格は学位ではなく、コースの修了書(certificate)を得ることができる。一般的に入学条件は高校卒業の学歴さえあれば入学はできるがTOEFLスコアを求めるところもある。しかし、専門的なことを英語で学ぶので、ある程度の語学力がないと授業についていかれない。学校によっては、ESLクラスもあり、専門コースとともに履修することもできる。