学校選びのポイントを整理

自分の目的にあう学校を探す

語学留学を成功させるには自分にあった学校を選ぶこと。多くの語学学校の中から、最終的な出願校を選ぶポイントは、地域はどこがいいか、何が目的で留学するのか、予算はいくらまでか、期間はどのくらいかなど、それぞれの必要なポイントの中で優先順位をつけてみること。そうすることによって希望する学校が少しずつ絞り込まれてくるはず。

1:地域をチェック

依然として人気のあるのが、ロサンゼルス、ニューヨークへの留学だが、はっきり決まっていない場合は、各地域の特徴をまず調べてみよう。同じ国でも地域によって、言い回しやアクセントが多少違ったり、授業料、生活費、生活スタイルなどに大きな違いがある。自分の目的と予算に大きくかかわってくるのが、地域選びである。

2:運営形態をチェック

語学学校の運営形態については、大きく分けて以下の2つに大別される。
1. 大学付属英語学校(コミュニティーカレッジを含む)
2. 私立語学学校

教育団体の加盟校になっているか

大学付属の英語コースや私立の英語学校は語学教育団体に加盟しているケースが多く、これにより教育の質とサービスの向上を計ろうとする傾向がある。教育団体の基準は様々であるが、優良校を見分ける1つの判断材料にもなる。もちろん教育団体には属していないが優良とされる学校もいくつかある。

たとえば
BPPE (Bureau for Private Postsecondary Education) 私立高等教育・職業教育局
ACCET (the Accrediting Council for Continuing Education & Training) 継続教育および教育のための基準認定評議会
NAFSA (National Association of Foreign Student Affairs) 全米留学生アドバイザー協会
AAIEP (American Association of Intensive English Programs) アメリカ英語集中プログラム協会
TESOL (Teachers of English to Speakers of Other Languages) 英語教師協会
などいろいろだ。

3:語学学校の規模と学生数をチェック

学校規模も重要な要素の一つだ。学生数が数十人という小規模なものから数百人が学ぶ大規模なものまでである。大規模学校では学生数が多い為、英語レベルが細分化されクラス編成をしているのでより微妙に違う英語レベルを分けることが可能になる。また、大きな利点は同レベルの学生が多ければ前述の国籍バランスを調整することができる。また、学校にとって、学生数が多くなれば学校の設備やサービスも充実することができ、さらに快適な学校づくりをすることが可能になる。一方小規模な学校では開講されるコースに制限があるものの、クラスは少人数制で教師と学生との身近なコミュニケーションや家庭的な温かさを感じることができる。

4:授業数とレッスン内容をチェック

受講するコースの授業数やレッスン内容を確認。もっとも一般的なコースであるESLコースでは週18時間~20時間くらい。ESL集中コースでは週20時間~30時間くらいなど、受講するコースや学校によって様々である。週18時間のコースでは月曜日~金曜日に3.6時間のレッスンを受けることになり、週30時間コースでは1日6時間の受講となる。
通常語学学校では午前中にESLコース中心のコースがあり、午後にTOEFLやTOEIC、ビジネス英語、アクティビティーなど+@のコースがある。これらのコースを選択して組み合わせていく学生も少なくない。どのくらいの授業数とレッスン内容が自分に合っているかは目的や生活スタイルによって受講しよう。

5:入学時期と期間をチェック

私立の語学学校の場合は、毎週月曜日か月始めに入学するケースが多くあまり問題はないと思われる、大学付属の語学学校の場合は、3カ月ごと(春学期・夏学期・秋学期・冬学期)には入学できるケースが多いのであらかじめスケジュールを決めておきたい。

6:入学条件をチェック

大学付属の語学学校も私立の語学学校でも入学資格は特別に設けていないため誰でも入ることができる。しかし、一部の学校やビジネス英語コース、TTOEFLコース、TOEICコースなどによっては一定以上の英語力やTOEFLスコアが問われるので注意が必要。また、多くのコースは18歳以上とされているため、18歳未満で留学しようとする場合や授業数によってビザの有無など違ってくるため注意しよう。

7:予算をチェック

1年間総費用の目安として、語学学校なら280万〜340万円(3万906ドル)。6ヶ月なら150万〜180万円(1万6362ドル)。3ヶ月なら85万〜105万円(9544ドル)必要になる。
これらの目安はすべての授業料、滞在費、空港運賃、海外留学生保険、お小遣いなどを含むトータルの留学費用だ。

8:滞在方法と滞在施設をチェック

海外で生活する場合、主に3つの滞在方法がある。ホームステイ、アパート、学生寮。滞在方法は生活のベースであるため、留学生活を大きく左右する大切な要素なので、自分にあった滞在方法を見つけてほしい。
ホームステイや学生寮の場合は語学学校の入学願書といっしょにAccommodation(宿泊施設)の申し込み用紙も入っている場合が多いので、学校にお願いすることができる。アパートに関しては日本にいながら物件を探したり契約するというのは難しいので、渡米後に探すのが一般的だ。

9:留学生受け入れ体制をチェック

ほとんどの学校には、留学生アドバイザーがおり、留学生の入学窓口や生活アドバイス、進学カウンセリングなどをおこなっている。一般的に、歴史の長い学校は情報の蓄積も多く、いろいろな疑問に柔軟に対応してくれる。また、大都市の語学学校では日本人のアドバイザーがいるので、日本語で対応してくれるケースがある。

10:進学カウンセリングの充実度をチェック

コミュニティーカレッジや大学進学を考える人は進学カウンセリングの充実した学校をおすすめする。大学付属の学校の場合、進学がしやすいようサポートしてくれたり、過去の様々な情報から細かいアドバイスが得られることが多い。
私立の語学学校の場合は進学希望者のためにどういったサービスや提携カレッジや大学があるのか、チェックしてみよう。

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ロサンゼルス留学のカウンセラー

カウンセラーは、アメリカ語学学校で学生アドバイザーを経験していた留学のプロです。 留学生の生活支援や進学相談、VISA相談など1000件以上対応してきたので、お客様の意見や目標に合ったプランを提案し、現地の節約術や裏情報もお教えします。また、お客様のほうで興味のある学校がありましたら、その学校へコンタクトをとらせて頂きます。

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